フランスへ行ってきた
とゆーわけで、行ってきました。フランス。新婚旅行。
9月28日〜10月7日の10日間の旅。
だいぶ今更なタイミングのエントリーなのはご愛敬。
人生初の新婚旅行てことでね、超どきどきしたんだけど、行ったら案外普通に生活できて、言葉とかマナーの違いに不安はあるけれど、それ以外は結構なじめました。
嫁はというと、食料や街のにおいが体に合わないらしく、なんでも食べれるんだぜ!とか普段ぬかしてやがるくせにフランスではだめだめ。
10日間で3回くらいマクドナルドへ行く始末。
普段はでかけようものなら「やっぱりご当地ものを食べたいよねー」とかうるさいくせにー!(笑
嫁に不評だったので、当面、海外旅行はなさそうです。
10年パスポートとったのに・・・
今後行く予定はないけれど、なにかの役に立つかもしれないのと思い出のまとめってことで、フランスへ海外旅行へ行ったときのメモを残しておきマッスル。
旅行は・・・
パリとモンサンミッシェルに滞在する10日間の旅。(2泊は飛行機内)
2人での新婚旅行。JTBで申し込んだ。
フランスの印象
- シーチキンがすごく魚臭い。まずい。
- 夜明けも日没も超遅い。9時頃に夜明け。20時過ぎくらいに日没。
- パリの町並みがきれい!
- だけど、歩いてみると結構汚い・・・
- パリジャンは犬の散歩はするけど犬のうんこは拾わない。。。
- 路上駐車多すぎ。常に名古屋の錦みたいな感じ。
- 地下鉄の落書きが超多い。治安が悪そう。
- 黒人のキーホルダー売りがしつこくて嫌。
- 本場?のカフェは接客態度があんまり良くない。(文化の違い?)
- レストランとかカフェとかで頼まなきゃダメな品数が決まってるらしいけど、胃のサイズとあってないので3品とか食べれなくてしんどい。
- やたら飲み物をすすめられるし頼むのがマナーらしい。しかも飲みもの高い。
- だけどワインは安い。
- といいつつ、ほかはなんでもかんでも、全体的に物価が高いorz
- 外食すると1食で1,500〜3,000円/1人てかんじ。
- フランスの労働者は法律で守られてるぜ!っていう感じがすごい。
- レジの人はだいたいやる気が無いしちんたらしてる。
- けど、親切な人もちゃんと居る。
- コンビニが無い。
- 自販機も無い。(地下鉄にはあった)
- マクドナルドはフランスでも大差ない。サイズも一緒。
- ほとんどの人が英語がわかるらしくて、フランス語がわかんなくても英語で何とかなる。
- といいつつ英語も全然できなくて片言だった。けどなんとかなった。
- 午前中は曇りで午後から晴れるパターンが多い。
なんかそんな感じ。フランス。
強く感じたのはフランスの労働者は法律で強く守られてること。
レジのおばちゃんもエレベーターガール?も受付の人も、みーんな椅子に座ってた。
「立ち仕事は1日どんだけまで」とか決まってるのか?そもそも禁止されているのか・・・?
それと、ツアーでバスに乗ったけど「ドライバーの拘束時間に限りがあるので急ぎます」って感じが強くて見学どころじゃなかった。
ドライバー主体のスケジュール組みのツアーってなんだんだああぁあ・・・
マイバス社のツアーだったけど、ツアー急ぎ過ぎで客がついてくるとか関係なく進行するので全然解説が聞けなかった。次があるとしたらマイバス社のツアーは絶対使いたくないと思った。(ないけど
地下鉄の落書きがものすごいので、治安がちょっと不安だった。
ガイドブックにもJTBの人にも「夜9時以降は地下鉄に乗らない方が良い」って書いてあったし言われたので、あっぶねーんだな!って思ってた。
けど、夜10時に乗っちゃったけど、案外普通だった。脅かし過ぎ?
行ったところ
印象に残ったところを適当に紹介。
エッフェル塔
まずはここ。
高さ自体は東京タワーよりちょい高めだか低めだかくらいなので、そんなに高くないんだけど、パリは建物の高さに制限があるせいでこいつだけ飛び抜けてでかい。ので、でかく感じる。
あと、東京タワーと違って、ほんとにさきっちょのてっぺんまで登れる。東京タワー、登ったこと無いけど。
いったんは取り壊しが決まったこともあったんだとか。意外や意外。
凱旋門
凱旋門もー。
螺旋階段が長くてしんどい。券売所が地下にあってわかりづらかった。
凱旋門のまわりを車がぐるぐるぐるぐる走っているのは結構迫力あるというかなんというか。よく事故しないなぁて思った。
モンパルナスタワー
パリの中では一番高いビル。たぶん。
建設当初はパリの美観を損ねるとパリジェンヌからうんぬんかんぬんだったけど、なんやかんやで今では観光名所になったとかなんとか。
ここはビルだけど屋上は野外なのですごい開放感。屋上から一つ下がれば室内から快適に町並みやら夕焼けやら夜景やらが楽しめる。
このときはエッフェル塔がなんとか周年だったからなのか、塔全体をチカチカ光らせる電飾をしていてきれいだった。
モンサンミッシェル
パリからは4〜5時間くらいかかった。たまたま一緒になった気の良いおじいちゃんに教えてもらって知ったけど、モンサンミッシェルは世界遺産登録の第1号なのね?知らなかった。
なんとかっていうおっさんに大天使ミカエルが「この山におらの寺院をつくってけろよ〜」と夢に3回出てきたことが発端なんだと。2回も要求したのに無視されて怒ったミカエルは3回目のときにおっさんの額に親指を突きつけながら「作ってくれよ!」といったそうで、朝起きたおっさんは額の骨に穴があいていることに気づいて、こりゃつくらにゃ、と作ったそうな。
おそろしや。(おっさんの名前とか大事なところ忘れちゃいましたごめんなさい)
外から見ても中から見てもノスタルジックでいいとこでした。ジブリのラピュタのモデルにもなったとか。
観光客のマナーが悪くてそれがちと気になった。(立ち小便とか結構平気でやりやがる)
遠浅の海岸はずーっと遠くまで見渡せて、そこにはちょいちょいどこへ歩いてく団体が居た。どこいくの?
中は道が狭いのに人がたくさん来るので結構ごちゃごちゃ。一番日本人を多く見た場所。
サントチャペル
くどいくらいステンドグラスの教会。
ここのステンドグラスが一番きれいだった。
ヴェルサイユ宮殿
スリが多いらしくてどきどきしながら見学した。
めっちゃ広い。
ノートルダム寺院
入り口の案内板が書き間違えを修正してあって、もともと「よこそう」と書かれていた模様。(どうでもいい)
ロワール古城巡り
なんとなーく行った古城巡り。
マイバス社のツアーで行ったけど、ガイドが超早巻きで進行するので解説が全然聞けなかった。マイバス社酷すぎorz
お金の話
- 日本円:50,000円
- ユーロ:1,700ユーロ(1ユーロ約140円/2009年9月下旬に交換)
- クレジットカード:4枚(VISA3枚、MasterCard1枚)
ちゅー内容でもって行きました。
なんだかんだで30万円くらいを現金で持って歩くことになったので、道中は常にドキドキ(貧乏人
ほんとなら現金は少なくしてトラベラーズチェックやクレジットカードで持っていった方が安全なんだけど、トラベラーズチェックはあまり使えるところが無いとか、クレジットカードは読み取る機械との相性が悪くて読めないことがあるとか、不安がいっぱいだったので、一番揺るがない?現金でいきました。
自分たちがもっと用意とかできる人間たちだったら、パリでも引き出しができる銀行口座を作ってキャッシュカードを持っていったかも。初めてだけに現金をたくさん持ち歩くのは怖かった。。。
新生銀行ならそういう口座が作れるってわかったんだけど、気づいたときにはもう口座開設が間に合いませんでしたorz
とはいえ、逆に作れたとしても、ぱっと見、パリのどこでお金をおろしたらいいのかわかんなそうだったので、これはこれでよかったのかも?
道ばたに自販機みたいなノリでちょいちょい置いてあるATMっぽい機械があったけど、もしあれだったら無防備すぎて怖いので使いたくないと思った。
お金はホテルの金庫にその日に使わなそうな分を入れて、持ち歩く分は腹巻きと靴下に緊急用を50ユーロ(笑
ある程度はカバンに。サイフにお金を入れるとサイフごとすられると全現金をもっていかれてしまうと思い、カバンに直接お金を入れることにした。
じゃらじゃらばらばらして使いづらいけど、もし手を突っ込まれてもこれなら全部は持っていかれないだろうーという魂胆。
行く前にずいぶん脅かされたので怖いぞ〜って感じだったけど、ちょっとびびりすぎだったかも。実際行ってみると、そんなに怖い雰囲気はなかった。
警戒しすぎなおかげなのか、スリとかにはあわずに帰国できた。
日本円は行きと帰りの電車賃&何かあったとき用。
クレジットカードはVISAならだいたい大丈夫ってネットでみたけど、磁気の心配があったので予備も含めて4枚。パリには三井住友VISAカードのデスクがあって、そこでキーホルダーを無料でもらえたりした。ラッキー!
10日間、8日くらいの滞在で使ったお金は、全部で1,160ユーロくらい。
持ってったカメラなんかの話
- Nikon D50(レンズ:Sigma 30mm f1.4、Tamron A16N II 17-50mm F2.8)
- Panasonic Lumix DMF-FT1
- SDカード4枚(2GBx1枚、8GBx1枚、512MBx2枚)
町並みや建物、開けた風景が見所な感じだったので30mmはあんまり使えなかった。
Tamronは大活躍。いかにもフランスって感じの風景や建物を撮るにはひろーい画角がぴったりです。
30mmももっと使いたかったけれど、交換レンズを持って歩けるほど余裕がなかったorz
DMF-FT1はD50をもって入りづらいときとか、動画を撮りたい時用に。
そのときの空気感は動画の方がしっかり残せる。
それにハイビジョンで撮れるのですごくきれい。
ちょこちょこ撮るくらいならわりかし8GBでも十分だけれど、さすがに10日間は持たず。一度は持っていたノートPCにデータを移して使った。
DMF-FT1の動画撮影機能はちっちゃいくせにきれいに撮れてなかなかのもの。
ただ、ピントが合わないときが結構あってそれが残念。
カードはD50に2GB、DMF-FT1に8GB。
D50のほうはMサイズ・ノーマルで撮ってたので10日間1枚のカードで済んだ。
フランスでのiPhone
事前の設定はデータローミングがオフになってるかどうかの確認くらい。
あとはそのままという感じ。
国外から日本への電話の時に、頭に「0081」をつけて「頭の0を外した相手の電話番号」で発信するのだけど、iPhoneにはこれを簡単にできる機能が無くてちょっと困った。
かけそうな電話番号に予め0081をつけた電話番号も電話帳に登録することで対処。(結局発信はしなかったけど)
電波自体はどこでもだいたいあって使えた。
けど発信は結構高いので受信専用。
何回か日本から電話をもらったけど、国内の電話と同じくらいの音質で電話ができるので、本当に国際電話なのかーとなんとなく思った。
データ通信は死んじゃうくらい高額なので使えず。
データ通信ができないiPhoneはあんまり使い道がありませんorz
wi-fiはフランスではあんまり無くってGoogle Mapも大して活用できなかった。使えたらすっごい便利だったのに!!
地下鉄の路線図なんかのappを入れていったけど、精度があんましよくなくって、これも使えなかった。
持って行って便利!と思ったもの
人生初の海外旅行、何を持って行って良いのやら・・・という感じで持っていったもので便利だったものたち。
プラグ変換&電源タップ:デバイスネット ゴーコンプラスキット RW48G
最初「電気はどうすればいいんだー」って調べていて変圧器を買えばいいのか!と思ってた。
けど、調べていくうちに買ったときについてくるACアダブタが変圧器の役割(というかそのもの)なので、電圧が対応内なら変圧器はいらないことが発覚。
危うく買うところだった・・・。
持って行くもののアダプタを調べたら、ほとんど対応だったので変換が必要なのはプラグ形状のみ。
で、役だったのがこれ。
フランスのプラグはCタイプかSEタイプなので、タップ部分単品だけでもよかったけど「プラグの幅が違う場合がある」というのも聞いたし、セットにしても金額的に差があんまりなかったのでセットを購入。
実際行ったときはタップ部分で事足りました。
旅の指さし会話帳mini フランス
もちろんフランス語はわからないし、英語ですら危ういのでとっても役だった。
挿絵がかわいいしおすすめできる一冊。
そんなわけで・・・
フランス。
嫁に言わせれば「食べ物も町もにおいがイヤ」とかで、もうだいぶ懲りたみたい。
なので海外旅行はたぶんもう行かないかもしれません(笑
ちんたらながーーーーいエントリーになっちゃいましたがそんな感じのフランス旅行でした。