iMac 24インチ(Early 2008)を分解してHDDを交換してみた
2008年の12月頃に買ったiMac 24インチ(Early 2008)ですが、ここんとこ調子が悪くって、とくにスワップが増えたときのレスポンスの遅い遅い。
HDDのアクセスのときに結構な勢いでガリガリ言って待たされる気がするので、これはHDDがあれしてるんじゃないだろうか、というわけで交換すんぜー!
事前の情報収集でこちらのサイトを参考にしました。
- iMac (Early 2008) = iMac 8,1 の HDD 換装手順
ちょうど同じ型のiMacで写真付きで分かりやすく紹介されていたので主にこちらを参考に。
あとでわかったけど20インチと24インチとでは液晶部分の接続に違いがあってびびった。危うくアレするところだった。 - iMacのメモリー/HDD換装
写真が少なくてやや分かりづらいけどこちらも参考に。
こっちは液晶のコネクタを見るに24インチっぽいけど写真が少なくてわかりづらー。
交換に必要な工具とか
- トルクスドライバー T6
- トルクスドライバー T8
- 小さめのプラスドライバー
- ちょっと強力な吸盤(ガラスパネルを外す用)
- ラジオペンチ(コネクタ外すときに便利)
- 掃除機(中にたまったホコリをついでに掃除)
- ほこり取り(液晶に着いたホコリをとるため)
交換に当たって準備した物
レビューもあんまり悪くなかったのでサムソンにしてみました〜。
もともと載っていたのはWsttern Digital WD3200AAJSで320GB。容量的にもちょっと厳しくなってきていたので、ついでに1TBに容量アップ。
キャッシュも8MBから32MBにアップなのでよくわかんないけどそこそこ速くなるのかも?
iMacはトルクスドライバーのT6とT8がいるそうなんだけど、そんな変なネジ回せる道具はうちにはなかったのでこれを購入。
これで30種類のネジが回し放題でしかも値段が800円くらい。1種類あたり26円くらい! 安いー!
レビューが不良品とか書いてあったので不安があったけど、安いのでまあいいやーつって買ってみたけど特に問題なかったです。
液晶やガラスパネルについたホコリ取り用。
ホコリを吸着してくれて便利でした。エアダスターまで準備したけどこれで十分だった。
ガラスパネルの内側もついでにクリーナーなんかでがっつり拭いてもいいのかな・・・と思ったけど、ふき筋やらなんやらが気になりそうだったのでやめました。
そんでは、もう元に戻せないかもという不安を抱きつつ、いよいよ分解・・・!
メモリーカバーとガラスパネルを外す
まずは倒してメモリーカバーとガラスパネルを外します。
メモリーのカバーは外すのを忘れがちなのでご注意あれ。
ガラスパネルは吸盤を使って外します。
うちでは家にあったエーハイムの吸盤を使いました。
すみっこから慎重に外していきます。ガラスパネルはマグネットでついてるけど、これがなかなか強力。
吸盤はそこそこ強力なやつでも取れそうだけど、中途半端なやつだとガラスパネルを外す途中で落として割っちゃいそうです。怖い怖い。あと、差し込み用の爪が何か箇所かに付いているので注意。
ガラスパネルは意外と軽かったです。
フロントカバーを外す
外したところの写真、撮り忘れたーorz
左下付近のファンあたりは超汚かった。
ので液晶パネルを外したあとに掃除しておいた。
フロントパネルのネジは
こんな感じになってました。(手前がiMacの下側で奥が上側にあたります)
長さに違いがあるのであとでわからなくなると大変。
ネジを外してからフロントパネルをiMacの下側へ少しスライドさせ、 それから少し浮かせる感じでやれば外せました。(iSightのケーブルがまだ付いているのであまり動かすと断線します)
iSightのケーブルはコネクタで外せるんですが、テープ止めしてあってなんだかめんどくさかったので、↑こうやって開いて置くことにしてケーブルは外しませんでした。
液晶パネルを外す
液晶パネル周りのネジと温度センサー1つとよくわかんないコネクタ1つを外してから液晶を外します。
液晶パネルは結構重い。
iMac (Early 2008) = iMac 8,1 の HDD 換装手順を参考にしていたので、向かって右へ慎重に開こうとしたんだけどなんか抵抗が・・・。
開いた隙間から液晶パネルの下を見たらコネクタが左にあって、危うくアレするところでした。
24インチは平たいケーブル1本が液晶パネル裏側にあって、それが本体と接続されていました。
ので、このケーブルを外そうとしてみたけど、なんかもう外せないし外すのめんどくさいので↑の用な感じでずらしてHDDを交換することにしました(横着
HDDを外す
HDDがみえればあとは簡単。
HDDのケーブルを外してから、HDDを取り外し、HDDについているマウンターを新しいHDDに取り付けて、新しいHDDを本体へ取りけてコネクタを取り付けてという感じ。
動作確認
今度は逆の手順で組み立てていよいよ動作確認。
ケーブルをややひっぱっちゃったりしたので、どうじゃろうどうじゃろうと恐る恐る・・・
ついたー!
無事動作も確認できたので、ほこりを払ってガラスパネルをつける。
コンパクトブラシは結構な勢いでほこりを吸着してくれてばっちり。エアダスターいらなんだ。
OSいれてTime Machineから復元して完成どす。
その後・・・
キャッシュが増えたからなのか元々入っていたHDDがほんとに不調だったのか、動作もかなり軽快になり満足。
もちろん容量面は全く問題なし。
ちょっとハードルが高いけれど、同じMacを使い続けるためにもやる価値はありです。